機械摩擦面の金属磨耗を、稼動中の摩擦面に対して投入することで、自己組織化し更に自己進化させ、修復した摩擦面は一般機械の研磨した表面硬度より10% 以上アップし、数十倍も精度を高めます。
進化剤は、環境に負荷のかからない天然の素材から最適な物を複合させ(特殊ミネラル化合物と呼称します)微粉化した物を潤滑剤または精製油に注入し、機械を稼動させながら金属部材の摩擦面を改質し、摩擦を低減させると共に、十分な耐摩耗性を与える、世界でも比類ない全く新しい技術です。
進化剤により形成された摩擦面は、高精度な研削面の表面平均粗さ50ナノメートルの5分の一程度の、10ナノメートル以下の緩傾斜の均一な形状をもつ平滑な面になると同時に、母材に比べ 10%程度強化され十分な耐摩耗性能を得ます。摩擦面では理想的な潤滑油膜が維持され(流体潤滑)磨耗が抑えられるので、潤滑剤の長寿命化も期待できます。
又、定期的に進化剤を潤滑剤中に供給し続けることで、摩擦面の表面は平滑面を維持しながら摩擦などに対して安定するように自己組織化し続けます。